反転無分別、境界を越えて描かれる- One Stroke, Cold Light / Reversible Rotation, Flying Beyond Borders - One Stroke, Cold Light

teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

反転無分別、境界を越えて描かれる- One Stroke, Cold Light / Reversible Rotation, Flying Beyond Borders - One Stroke, Cold Light

teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

ディスプレイ作品の《反転無分別》の空書が、ディスプレイの境界を超え、空間全体を連続した一筆で描く。一筆は、他の作品に影響を与え、《花と人の森、埋もれ失いそして生まれる》の花々などを散らせていく。
書かれた「空書」は作品空間の中を全て同一方向に回転しているが、「超主観空間」の特性として、視覚的には、左回転も右回転も論理的に同等となる。そのため、意識によって、書は、左回りにも、右回りにもなる。

「空書」とは、チームラボが設立以来書き続けている空間に書く書のこと。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、チームラボの「超主観空間」の論理構造によって2次元化している。書は平面と立体との間を行き来する。